弊社は私の祖父である故 長田孝が創業しました。長田孝は昭和14年に旧国鉄に勤めておりましたが、徴兵され中国へ渡り、終戦後中国から帰国しました。
帰国すると自分の父(私の曾祖父)が脳梗塞で倒れ、自分の父・母・弟2人・妹2人を自分で食べさせていかなくてはいけない状況であった為、国鉄を退社し様々な仕事を始めました。屋根葺きの仕事、牛追いのアルバイト、野菜売りなどなど。縁があり大阪の大丸澱粉製造所へ入社し、小麦澱粉蛋白の製造・販売のイロハを学び、昭和28年3月に長田産業の前身である長田澱粉製造所を設立します。当時の詳しい話は聞いたことがあまりありませんが、とにかく働き通しであり、大変であったと聞いています。
設立後、長田孝の二人の弟を加え三人で力を合わせて事業を拡大していきました。統轄を孝、営業を進、製造を繁美が担当し、この三人に加え当様々な社員の大きな働きのお陰で事業は徐々に軌道に乗り現在に至ります。ここには書ききれない巨人たちの肩の上に現状の長田産業グループがあります。
現在では、長田孝の長男である博が長田産業グループの会長となり、一丸となって事業に邁進しております。